水底は岩がメインなので、磯遊びが楽しめます。いわゆる南国のビーチの(白砂とエメラルドグリーンの浅い海がずっと続く)ような感じではありませんが、水の透明度や開放感はとても高く、公園も整備されているため、ゆっくりと過ごしたくなります。観光客よりも地元の人に親しまれているビーチです。
目次
おすすめポイント
自由な遊泳区域
渡具知ビーチは条例に基づく「海水浴場」ではありません。監視員さんがいない、クラゲよけネットがないなどのマイナス面もありますが、遊泳区域に制限がないため、自己責任で広い海辺を自由に動き回ることができます。写真はビーチ左側の風景で、ページ最初の写真はビーチ右側です。
東屋でのんびりできる
ビーチの前は芝生になっていて、東屋が6棟(テーブルは12個)あります。また、ビーチの左端は小高い丘になっていて、その丘の上にも東屋が2棟あります。写真は丘の東屋からの風景です。海に入らないのなら、この場所がおすすめです。
小魚を捕まえられる
写真のように、干潮時には潮だまりができます。そこに取り残された小魚を捕まえる遊びができるのは、このビーチならではです。もし、干潮の時間に行く場合は、網と水槽を持っていくと楽しめます。
遊具もある
駐車場の隣には子どもを遊ばせられる公園もあります。
チェックポイント
水の透明度とグラデーション
水底は砂ではなく岩が中心です。岩は水中で舞いにくいため、水の透明度は県内トップレベルです。ただ、底が岩ですので、テレビに出てくるようなキラキラした南国っぽいビーチとは趣が異なります。グラデーションの美しさは、沖縄のビーチのなかでは標準よりやや上です。晴れていて満潮であれば、波打ち際のクリアブルー、海辺のエメラルドグリーン、沖のディープブルーが層をなします。
日陰
おすすめポイントでも紹介した通り、たくさんある東屋が村民の憩いの場になっています。ビーチサイドは芝生になっているので、いくつかある木陰も気持ちがいいです。
トイレ、シャワー、足洗い場
トイレ、シャワー、足洗い場は1年中使えます。シャワーは1回200円で10時〜19時まで使用可能、同じ建物のパーラーの窓口でお金を支払います。
食堂・カフェ(パーラー)
2016年のゴールデンウィークに「とぐち商店」という名前でパーラーがOPENしました。シャワーの利用時間と同じく、10時〜19時まで営業しています。2016年の年内は定休日を除き、ずっと営業する予定とのことでした。10月〜3月の定休日は水曜日です。それ以外の月は定休日はありません。メニューは紅豚キーマカレー700円、紅豚丼700円が名物です。飲み物はカクテルが8種類もあり充実しています。
食堂・カフェ(パーラーの席)
パーラー「とぐち商店」のテーブル席です。
食堂・カフェ(レストラン)
ビーチサイドにレストランがんじゅうファームがあります。紅豚が自慢のお店で、メニューには紅豚しょうが焼き1166円、紅豚ロースカツ1382円などがあります。全メニューに豚汁、ライス、サラダバー、ドリンクバー、アイスクリームが自由におかわりできるプチビュッフェが付いていますので、お得感があります。プチビュッフェのみでも842円(小学生626円)で注文できます。営業時間は11時〜21時、定休日は10月〜3月は水曜日です。それ以外の月は定休日なしです。
食堂・カフェ(レストランの席)
がんじゅうファームのテーブル席です。
バーベキュー
ビーチサイドの東屋でバーベキューができます。食材、機材、東屋のフルセットでひとり2700円、がんじゅうファームで予約します。ハイシーズンは10名から、冬季は5名からです。食材や機材の持ち込みはできませんので、ご注意ください。詳しくは公式サイトでご確認ください。
レンタル用品
マリングッズやビーチパラソルなどのレンタルはありません。水底は岩なのでマリンシューズは必ず持参するようにしましょう。
マリンアクティビティ
このビーチではマリンアクティビティは開催されていません。その分、静かな海を楽しむことができます。
シュノーケリング
シュノーケリングは自己責任で自由に楽しめます。干潮時は写真のようにとても浅くなり、リーフエッジ内では泳げません。リーフエッジの外は波や潮流で危険です。初心者は満潮時にリーフエッジ内で泳ぐのがよいでしょう。
ビーチヨガ
渡具知ビーチでは1年中ビーチでヨガを楽しむことができます。潮風の香り、波音のBGM、太陽の暖かさ、海のグラデーション、空の移り変わり。ヨガを通して沖縄の自然を全身で感じられるアクティビティです。ビーチヨガのご予約はこちらから。
ちょっと残念なポイント
干潮時は上の写真のようにかなり浅くなります。遊泳をするには満潮時(このページの最初の写真の状態)がよいでしょう。
詳細
透明度 | ★ ★ ★ ★ ★ |
グラデーションの美しさ | ★ ★ ★ ☆ ☆ |
開放感(視界の広さ) | ★ ★ ★ ★ ☆ |
日陰の多さ | ★ ★ ★ ★ ★ |
遊泳用設備 | ★ ★ ★ ★ ★ |
自然感 | ★ ★ ★ ★ ★ |
夏季営業時間 | 4月〜9月はシャワーは毎日19時まで、ビーチは24H使用可 |
冬季営業時間 | 10〜3月はシャワーは水曜定休日以外は19時まで、ビーチは24H使用可 |
遊泳エリアの設置 | なし |
ライフセーバー | なし |
海底の砂質 | ほぼ岩なのでマリンシューズ必須 |
シュノーケル | 自由 |
魚影 | 小魚は多い |
マリンスポーツ | なし |
夏季のみの施設 | 施設はすべて通年営業 |
通年の施設 | トイレ、足洗い場、シャワー、パーラー、レストラン、自販機 |
バーベキュー | 東屋で可能(1人2700円、持ち込み不可) |
駐車場 | 100台以上(無料) |
入場料 | 無料 |
公式情報 | 読谷村観光協会 |
最終情報確認日:2016/09/27