仲泊「海岸」という名前ですが、白砂が全長600mほど続いています。観光のために造成されたものではなく、昔から地元の人の暮らしの中にあるビーチです。特別な何かがあるわけではありませんが、小さな漁村の生活感のある風景に浸ることができます。
目次
おすすめポイント
ありのままの自然
お客さんのために作られたビーチではなく、地元に昔からあるビーチです。遊泳用に管理されているわけではないので、自然感は抜群です。この写真はビーチ左手側の風景です。観光用のビーチだと片付けられるような海藻が、このビーチでは砂浜に打ち上がって黒く見えます。
人が少ない
早朝には地元のおじいさん、おばあさんが散歩していたり、夏の昼間にはたまに地元の家族連れが海で遊んでいることがありますが、日中でも人がいないことの方が多いです。
遊泳区域の制限なし
遊泳用に管理されているビーチではないため、年間を通してクラゲ防止ネットが貼られず、監視員もいません。自己責任で遊泳区域を気にせず泳ぐことができます。
チェックポイント
水の透明度とグラデーション
砂粒がやや粗く水中で舞いにくいため、水に濁りは少なく、透明度は高いです。しかし、藻や海藻が浮かんでいる分、感覚的な透明度は少し下がります。グラデーションの美しさは、沖縄のビーチのなかでは標準的です。晴れた日であれば、波打ち際のクリアブルー、海辺のエメラルドグリーン、沖のディープブルーをしっかり堪能できます。
日陰
ビーチサイドには写真のような木陰が3,4個所あります。
ビーチから見た景色
このページの2枚目の写真が海に向かってビーチ左側、3枚目の写真が右側の風景です。そして、この写真はビーチ中央で正面の海を撮ったものです。
トイレ、シャワー、足洗い場
トイレ、シャワー、足洗い場はありません。シャワー、足洗い場の代わりにペットボトルの水を持参するといいでしょう。
食堂・カフェ(アメリカン)
ビーチの北端にはアメリカンな料理が楽しめる老舗のドライブイン、シーサイドドライブインがあります。沖縄で最初にできたドライブインで、テイクアウトは24時間、イートインは8時から24時まで営業しています。夏季の土日には、朝10時前からこの賑わいです。
食堂・カフェ(地元の魚)
ビーチ南側の仲泊海産物料理店(写真)は、仲泊海岸を一望できるレストランです。重厚な佇まいと店名に勝るとも劣らない本格的な沖縄の海産物料理を、適正な価格で味わうことができます。
仲泊海産物料理店
仲泊海産物料理店のメニューは魚汁1620円、あら煮定食1620円などです。写真はイカ汁で、こちらも1620円です。焼魚やマース煮など1匹まるごと調理する定食は、仕入れる魚種やサイズによって毎日料金が変わり、1800円前後です。もし「沖縄は魚の味がイマイチ…」などと言う内地のお友達がいたら、ぜひこのお店に連れて行ってあげてください。「やっぱりタマンは塩焼き、ミーバイは煮付け、イラブチャーはお刺身がいいね!」とか言うようになると思います。
バーベキュー
自分で機材や食材などを持ち込めばバーベキューはできなくもないですが、トイレや洗い場がないため不向きです。また、駐車スペース(路上駐車)も3台程度しかないため、大人数で集まるのは難しいです。
シュノーケリング
シュノーケリングは1年中可能ですが、魚がたくさんいるリーフエッジまで遠いため、長い時間をかけて泳がなければいけません。リーフエッジへの途中の浅瀬にある珊瑚の周りには小魚くらいならいると思います。
ちょっと残念なポイント
遊泳用のビーチと違って常に管理されているわけではないため、海藻やゴミが打ち上げられていることがあります。
詳細
透明度 | ★ ★ ★ ☆ ☆ |
グラデーションの美しさ | ★ ★ ★ ☆ ☆ |
開放感(視界の広さ) | ★ ★ ★ ★ ☆ |
日陰の多さ | ★ ★ ★ ☆ ☆ |
遊泳用設備 | ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ |
自然感 | ★ ★ ★ ★ ★ |
夏季営業時間 | 24時間 |
冬季営業時間 | 24時間 |
遊泳エリアの設置 | なし |
ライフセーバー | なし |
海底の砂質 | 砂粒は粗め、硬い珊瑚があるのでマリンシューズ推奨 |
シュノーケル | 自由 |
魚影 | 少なめ |
マリンスポーツ | なし |
夏季のみの施設 | なし |
通年の施設 | なし |
バーベキュー | 可能だが不向き |
駐車場 | 3台(路上駐車) |
入場料 | 無料 |
公式情報 | なし |
最終情報確認日:2016/09/27