
「ケラマブルー」になぞらえて「イケイグリーン」と名付けたくなるほどの独特なエメラルドグリーンの海は、沖縄のビーチの中でも圧倒的な存在感があります。泳ぐだけでなく、その美しい海を間近に見ながら24時間バーベキューを楽しむこともできます。
目次
おすすめポイント

「イケイグリーン」と名付けたいエメラルドグリーンの海水
沖縄といえばエメラルドグリーンの海が有名ですが、伊計ビーチのエメラルドグリーンはグリーンの純度が他のビーチよりも圧倒的に高いです。この色は伊計島以外では見たことがないので、「ケラマブルー」になぞらえて「イケイグリーン」と名付けたくなります。夏の晴れた日には、海に向かって右側のエリアでちょうどこの写真のような「イケイグリーン」を見ることができます。

魚がたくさんいる
伊計ビーチは珊瑚に囲まれています。遊泳エリア内にも珊瑚があるほどです。さらに、遊泳エリアのフロートにはクラゲよけネットが付けられていないため、エリア内でも珊瑚の周りに生息するたくさんの魚が泳いでいます。

1年中泳げる
ウェットスーツのレンタルがあるので、夏はもちろん、冬でも泳ぐことができます。係の方に頼めば、シャワー室も開けてくれるそうです。ただし、シャワーは冷水です。

宿泊もできるレンタルルーム
ビーチサイドにはレンタルルームがあります。エアコン付きで、何人で使っても6畳の部屋が7,000円、10畳の部屋が12,000円です。「ビーチで夜通しバーベキューを楽しまれるお客様」を全力で応援する運営会社には熱い情熱を感じます。詳しくは公式サイトのキャンプ&貸し部屋(クーラールーム)の案内と料金をご覧ください。
チェックポイント

水の透明度とグラデーション
水の透明度は沖縄本島のビーチの中で最高レベルです。グラデーションの美しさも最高レベルで、波打ち際は透明〜クリアブルー、リーフ内は伊計島ならではのグリーン色が強いエメラルドグリーン、そしてリーフの外はディープブルー、これらの色彩が層をなしています。

日陰(ビーチサイド)
ビーチサイドにはバーベキュー用のテントと一緒に木が並んでいて、木陰を作り出しています。テントが使われていないときはバーベキュー利用者の邪魔にはならないので、木陰に居座ることができます。また、ビーチパラソルを1日1000円でレンタルすることもできます。詳しくはマリンスポーツ、レンタル用品をご覧ください。

日陰(BBQ用テントの裏)
バーベキュー用のテントの裏にも木陰がありますが、テントで視界が妨げられるのが難点です。

遊泳・シュノーケリング
ページトップの写真の中央の黄色いフロート内が遊泳エリアです。同じ伊計島の大泊ビーチと比べると狭いですが、沖縄本島のビーチの中では広い方です。シュノーケルはライフジャケットを着用すれば可能です。ライフジャケットは1日500円でレンタルもできます。上記のおすすめポイントで書いたように、沖縄本島の遊泳エリアがあるビーチのなかではトップクラスに魚が多いので、ぜひシュノーケルでゆっくりと海の中を覗いて見てください!

トイレ
トイレは建物は古いですが、毎日清掃されているようでした。

シャワー、更衣室、コインロッカー、足洗い場
男女別のシャワーはコイン式で200円で冷水です。室内は広々していて、清潔感も問題ありませんでした。なお、入場券販売機のところにいた係の方の話によると、冬季でもウエットスーツをレンタルをすればシャワー室を開けてくれるそうです。足洗い場は見当たりませんでした。

マリンスポーツ、レンタル用品
マリンスポーツ&マリンアクティビティのメニュー、およびパラソルなどのレンタル用品のメニューです。バナナボート1000円、パラソル1000円など、全体的にリーズナブルな料金設定になっています。

レストランの雰囲気
伊計ビーチのレストランは水着のまま入店することができます。エアコンも効いています。

パーラーの外観
レストランの隣にはパーラーもあります。

レストラン、パーラーのメニュー
レストラン、パーラーのメニューです。観光地なのにローカル価格なのがうれしいですね。(※写真は拡大できます。)

バーベキュー、キャンプ
伊計ビーチでは、ビーチサイドの専用テントでバーベキューをすることができます。沖縄県内でバーベキューができるビーチは多いですが、伊計ビーチはテントと海の距離が近く、視界を遮るものがないので、海の見やすさはトップクラスです。景色を重視するなら、最高のバーベキュースポットと言えます。バーベキューの詳細は、公式ページのバーベキューメニューをご覧ください。

バーベキュー用の洗い場
伊計ビーチでは、バーベキュー用のガス、機材、テントの持ち込みはできませんが、食材は持ち込むことができます。写真のように洗い場も完備されています。

売店
売店です。海遊びに必要なものは一通り揃っています。
ちょっと残念なポイント
私たちの生活に必要なので仕方ないのですが、海に向かって左側の沖に浮かぶ人工物(石油関連の設備)が景観を損ねています。日陰(ビーチサイド)の写真で確認してみてください。
詳細
透明度 | ★ ★ ★ ★ ★ |
グラデーションの美しさ | ★ ★ ★ ★ ★ |
開放感(視界の広さ) | ★ ★ ☆ ☆ ☆ |
日陰の多さ | ★ ★ ★ ★ ★ |
遊泳用設備 | ★ ★ ★ ★ ★ |
自然感 | ★ ★ ★ ★ ☆ |